4v4 Help-Rotation Drill (Low-Post編)

Coach KAZU
Low Post DF Rotation Drill

ペリメーターだけでは、チームDFは完成しない

4v4 Help Rotation Drillに取り組んできた方へ。

ペリメーターでのヘルプローテーションは、だいぶ染み込んできたんじゃないでしょうか。ドライブに対してD4がヘルプに出る。D2がカバーダウン。D1がゲッツー。シェービングからのリターンパス、スキップパスへの対応。形が見えてきて、試合でも機能するシーンが増えてきた。

でも、まだ崩されるシーンがありませんか?

Postにボールが入ったとき。

ペリメーターでの展開には対応できるようになった。でも、Low Postにボールが入ると、そこからの対応がグチャグチャになる。誰がダブルチームに行くのか。誰がカバーするのか。キックアウトにどう対応するのか。ペリメーターでは機能していたチームDFが、Postが絡んだ瞬間に崩壊する。

それは当然です。練習していないから。

ペリメーターでのヘルプローテーションと、Postへのダブルチーム+ローテーションは、別の動きです。片方を練習しただけで、もう片方もできるようになるわけではない。試合では両方が必要になる。両方を練習しなければ、チームDFは完成しません。

今回ご紹介するのは、Low Post DF Rotation Drill。4v4 Help Rotation Drill #1, #2の上位版です。Postにボールが入ったときのダブルチームとローテーションを、同じく4v4のコンティニュイティで練習できます。

これで、チームDFの「穴」が埋まります。


前提条件

この教材を始める前に

このドリルは、いきなり始められるものではありません。前提条件があります。

このドリルを始める前に必要なこと

  • 4v4 Help Rotation #1(基本パターン)をある程度練習していること

  • 4v4 Help Rotation #2(応用パターン)をある程度練習していること

  • 9Rules of M2M DFの内容を理解していること

#1, #2で身につけた動きが、このドリルの中で出てきます。具体的には、Phase 5-8は#1の動きをそのまま使います。土台ができていないと、このドリルは成立しません。

まだ#1, #2が十分に染み込んでいない場合は、まずそちらを徹底してください。焦って上位版に進んでも、形が崩れるだけです。


このドリルの位置づけ

守り方の「1例」として捉えてください

今回ご紹介する内容は、守り方の1例です。

「他にも守り方があるのでは?」と思う部分もあるかもしれません。Postへのダブルチームのタイミング、カバーダウンの優先順位、Recoverの判断。チームによって、状況によって、最適解は変わります。

私がこのドリルを設計したコンセプトは、こうです。

複雑な動きに練習で慣れておけば、実際の試合では余裕を持って対応できる

練習で複雑な状況を何度も経験しておく。ダブルチームからのローテーション、キックアウトへの対応、Recoverのタイミング。これらを体に染み込ませておけば、試合で同じ状況が来たときに、考えなくても体が動く。

どんな守り方が最適解か。それは、この練習をやり込んでいけば、自然とチーム内で共通認識がとれてきます。「この場面では、こう動いたほうがいい」「いや、こっちのほうが機能する」。そういうコミュニケーションが生まれる。

大事なのは、全員が細部にこだわって練習すること。「だいたい合ってればいい」ではなく、ポジションの1歩、タイミングの0.5秒にこだわる。その意識が選手たちに揺るぎない自信を植えつけます。

焦らず、じっくり取り組んでいきましょう。

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