【バスケ戦術】Back Screenを利用した最もシンプルなBLOB / Flat 3 Back Dive
こんにちは、カズです。
今回はエンドスローインのセットについてご紹介します。
その名も、
Flat 3 Back Dive。
題目にもある通りで、
ものすごくシンプルです。
個人的にかなり気に入っているセットです。
とはいっても
名前だけ聞いてもよくわからないと思いますので、
早速解説に入っていきます。
Flat 3 Back Diveの陣形
・1,2がコーナー
・4が3人ボールサイドローポスト
・5がネイル
Flat 3 Back Dive の解説
・4が5にバックスクリーン
・5がボールサイドローポストへカット
・スクリーンを終えた4がオプションでダイブ
・4がパスを受けそのままシュート
実際にこのセットを試合で使ったときの話
え、これだけ?
と思う方もいらっしゃるかと思います。
本当にこれだけなんです。
シンプルすぎて逆に不安になりますよね。
でも大丈夫です。
実際に私が見ている中学生のチームにも
このセット教えて、実際の試合で使ってみました。
すると驚くほど決まったんです。
なかでもシード校を相手にこのセットで得点できたときは、
ベンチで思わず「よっしゃあ!!!」と叫んでしまいました。
パスが入らなかったときのオプション
とはいうものの、
しっかり対応してくるディフェンスもありますし、
2回目以降であれば当然相手チームも対応してきます。
そんなときに大切になってくるのが、
オプションです。
ここまでは先ほどと同じです。
ここで5にパスが入らなかったときどうするかを考えます。
【左図】
・ボールサイドコーナーの3が上がりパスを受ける
・4はペイントエリアの外へ
・ヘルプサイドコーナーの2はウィングへ上がる
【右図】
・3が1からハンドオフでリターンを受ける
・ハンドオフを終えた1はコーナーへ
・3がボールをもらうタイミングで5がスクリーンをセット
・3は5のスクリーンを利用してドライブ
ハンドオフとスクリーンプレーをセットで行う動きのことをZoomと呼びます。
・4が2にフレアスクリーン
・1,5は合わせの動き
動きはシンプルですが、選択肢は豊富ですね。
おわりに
というわけで以上です。
実はこのFlat 3 Back Diveですが、
練習時間はたったの10分程度です。
たった10分の練習で2点がとれるなら
コスパ最強ですよね。
練習時間などの関係で
セットプレーにあまり時間が割けないチームにはものすごくオススメです。
ぜひ取り入れてみてくださいね。
それではまた!